両部曼荼羅(読み)リョウブマンダラ

デジタル大辞泉 「両部曼荼羅」の意味・読み・例文・類語

りょうぶ‐まんだら〔リヤウブ‐〕【両部××荼羅】

両界曼荼羅

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精選版 日本国語大辞典 「両部曼荼羅」の意味・読み・例文・類語

りょうぶ‐まんだらリャウブ‥【両部曼荼羅】

  1. 〘 名詞 〙りょうがいまんだら(両界曼荼羅)
    1. [初出の実例]「弟子苾芻某、帰命両部曼荼羅也」(出典性霊集‐七(835頃)奉為四恩図二部大曼荼羅并十護像願文)

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世界大百科事典(旧版)内の両部曼荼羅の言及

【両界曼荼羅】より

…胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅をあわせて両界曼荼羅という。両部曼荼羅とも称される。これら金・胎両曼荼羅は,インドでは別々に発達し,7世紀中ごろに成立した《大日経》により胎蔵曼荼羅が作られ,7世紀から8世紀初めにかけての《金剛頂経》にもとづき金剛界曼荼羅が出現する。…

※「両部曼荼羅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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