中の御門(読み)ナカノミカド

精選版 日本国語大辞典 「中の御門」の意味・読み・例文・類語

なか【中】 の 御門(みかど)

  1. 皇居外郭中央の門。平安京内裏では、特に東面中央の待賢門の別称。中御門(なかみかど)
    1. [初出の実例]「東の 中門(なかのみかど)ゆ 参(まゐ)り来て」(出典万葉集(8C後)一六・三八八六)
    2. 「中の御門の門に弁の車の立たりけるを見て」(出典:今昔物語集(1120頃か)二七)

中の御門の補助注記

「万葉集」例は中重(なかのえ)の門と解する説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む