中御門(読み)ナカミカド

デジタル大辞泉 「中御門」の意味・読み・例文・類語

なか‐みかど【中御門】

待賢門たいけんもん異称

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精選版 日本国語大辞典 「中御門」の意味・読み・例文・類語

なか‐みかど【中御門】

  1. [ 一 ] 待賢門の異称。平安京大内裏東面の南から二つめの門で、陽明門郁芳門との中間にあり、東大宮大路に面している。なかのみかど。
  2. [ 二 ] ( 「中御門大路(なかみかどおおじ)」の略 ) 平安京の東西の通りで、大内裏の中御門(待賢門)に通ずるところからいう。右京においては、「西中御門」とも称する。幅員一〇丈。ほぼ今の椹木町(さわらぎちょう)通りにあたる。
    1. [初出の実例]「今日、東京有大失火。一条大路南中御門北数町有火」(出典日本紀略‐寛和二年(986)一月一八日)

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