中御門(読み)ナカミカド

関連語 実例

精選版 日本国語大辞典 「中御門」の意味・読み・例文・類語

なか‐みかど【中御門】

  1. [ 一 ] 待賢門の異称。平安京大内裏東面の南から二つめの門で、陽明門郁芳門との中間にあり、東大宮大路に面している。なかのみかど。
  2. [ 二 ] ( 「中御門大路(なかみかどおおじ)」の略 ) 平安京の東西の通りで、大内裏の中御門(待賢門)に通ずるところからいう。右京においては、「西中御門」とも称する。幅員一〇丈。ほぼ今の椹木町(さわらぎちょう)通りにあたる。
    1. [初出の実例]「今日、東京有大失火。一条大路南中御門北数町有火」(出典日本紀略‐寛和二年(986)一月一八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む