中を取る(読み)ナカヲトル

デジタル大辞泉 「中を取る」の意味・読み・例文・類語

なか・る

中間を取る。折り合いをつける。「―・って七千円で売る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中を取る」の意味・読み・例文・類語

なか【中】 を 取(と)

  1. 中間をとる。中庸をとる。折衷する。
    1. [初出の実例]「あるはなくなきはある世の中をとれさてぞ仏のさとりとはなる〈藤原光俊〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)二)
  2. 間へはいる。中へはいる。仲裁する。
    1. [初出の実例]「小倉はしづかに中をとって」(出典:春泥(1928)〈久保田万太郎〉向島)

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