精選版 日本国語大辞典 「中を取る」の意味・読み・例文・類語 なか【中】 を 取(と)る ① 中間をとる。中庸をとる。折衷する。[初出の実例]「あるはなくなきはある世の中をとれさてぞ仏のさとりとはなる〈藤原光俊〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)二)② 間へはいる。中へはいる。仲裁する。[初出の実例]「小倉はしづかに中をとって」(出典:春泥(1928)〈久保田万太郎〉向島) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例