中之郷御仲間新町(読み)なかのごうおちゆうげんしんまち

日本歴史地名大系 「中之郷御仲間新町」の解説

中之郷御仲間新町
なかのごうおちゆうげんしんまち

[現在地名]墨田区東駒形ひがしこまがた三丁目

本所新ほんじよしん町の北方にあり、東は本所松倉ほんじよまつくら町、西は肥前平戸藩松浦氏下屋敷、南も本所松倉町、北は武家地。もとは中之郷村の内で寛文一〇年(一六七〇)には検地を受けていたが、元禄一〇年(一六九七)御仲間方大縄拝領屋敷となり、同一三年町屋が立てられた。町名は中之郷新町屋に御仲間を加え、中之郷御仲間新町と称した。正徳三年(一七一三)町奉行支配に属し、享保一七年(一七三二)間口を京間に改め公役銀を課す体制が整えられたが、土地が低く水付の場であることを理由に公役銀を納めていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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