中千世界(読み)チュウセンセカイ

デジタル大辞泉 「中千世界」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐せんせかい【中千世界】

仏語須弥山しゅみせん中心とする一世界を一千集めた小千世界を、さらに一千集めたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中千世界」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐せんせかい【中千世界】

〘名〙 仏語。一世界を千個合わせた小千世界をさらに千個合わせたもの。これを千個合わせたものが大千世界。〔雑阿含経‐一六

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の中千世界の言及

【三千大千世界】より

…それらが千個まとまった空間を小千世界と呼ぶ(現代の銀河系に相当しよう)。同様に小千世界が千個まとまったものを中千世界と呼ぶ。中千世界が千個まとまったものを大千世界と呼ぶ。…

※「中千世界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」