小千世界(読み)ショウセンセカイ

デジタル大辞泉 「小千世界」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せんせかい〔セウ‐〕【小千世界】

仏語須弥山しゅみせん中心に、九山八海地獄から天上界までを含めて一世界とし、これを一千集めた世界。→大千世界

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小千世界」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せんせかい セウ‥【小千世界】

〘名〙 仏語。須彌山(しゅみせん)を中心に、まわりの日月や九山八海、四大洲などを合わせたものを一世界といい、それを千個集めた世界。〔法門名義集〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の小千世界の言及

【三千大千世界】より

…宇宙にはこのような世界が無数にある。それらが千個まとまった空間を小千世界と呼ぶ(現代の銀河系に相当しよう)。同様に小千世界が千個まとまったものを中千世界と呼ぶ。…

※「小千世界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android