中和倉村(読み)なかわくらむら

日本歴史地名大系 「中和倉村」の解説

中和倉村
なかわくらむら

[現在地名]松戸市中和倉・上本郷かみほんごうなど

千駄堀せんだぼり村の西、同村と同じ台地上にある。「なかわぐら」とも発音する。慶安年間(一六四八―五二)頃の成立といわれる高城胤忠旧知行高付帳には中輪蔵村とみえ、高七二石。慶応三年(一八六七)写の地頭系図書(中山家文書)によると、旗本佐野氏は寛文元年(一六六一)知行替によって当村などに所領を与えられたという。元禄一二年(一六九九)の小金領野馬法度請書では佐野領・幕府領の相給で高七二石、ほかに四〇石の改出がある。享保(一七一六―三六)頃の野役村々石高等覚(吉野家文書)では高一一六石余、うち佐野領五一石余・幕府領六四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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