中国の宇宙開発

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中国の宇宙開発

中国は軍が中心となり1960年代から宇宙開発を本格化した。大陸間弾道ミサイル(ICBM)の技術を活用し、ロケット長征」シリーズの開発を加速。2003年に世界で3番目の有人宇宙船打ち上げ国になった。12年に発足した習近平しゅう・きんぺい指導部は「宇宙強国」確立を掲げた。18年には米国の衛星利用測位システム(GPS)に対抗した独自のGPSシステム「北斗」の運用を、全世界を対象に開始。19年に世界で初めて月の裏側に無人探査機を着陸させた。22年11月、宇宙ステーション天宮てんきゅう」は有人宇宙船「神舟しんしゅう15号」とドッキングし、実質的に完成した。(共同)

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