中塩村(読み)なかしおむら

日本歴史地名大系 「中塩村」の解説

中塩村
なかしおむら

[現在地名]いわき市平中塩たいらなかしおたいら石森いしもり

夏井なつい川中流左岸にあり、南対岸は川中子かわなかご村、西は下平窪しもひらくぼ村、東は四波よつなみ村。磐城郡に属した。近世は磐城平藩領。文禄四年(一五九五)の四郡検地高目録では高二五七石余。慶長一三年(一六〇八)の岩城領分定納帳(内藤家文書)では高二一七石余で、うち一〇〇石は長源ちようげん寺領。寛永一五年(一六三八)の御図帳(同文書)では本田高一七三石余・反別一四町四反余、本畑高九七石余・反別一〇町六反余、新田高四三石余・反別三町八反余、新畑高一七石余・反別二町一反余。正保郷帳では田方一八八石余・畑方一二八石余、うち一〇〇石は長源寺領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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