日本歴史地名大系 「中天井鉱山」の解説 中天井鉱山なかてんじようこうざん 福井県:大野市上秋生村中天井鉱山[現在地名]大野市上秋生上秋生(かみあきう)の東北部にある鉛・亜鉛鉱山。江戸中期、大野藩の経営により栄え、盛時には三〇〇家族が住んだと伝える。精錬所は下秋生村の笹生(さそう)川原にあり、村民の多くは鉱山や精錬所で働いた。廃藩とともに休山。のち古河鉱業・面谷(おもだに)鉱山などにより採鉱されたが振るわず、現在中竜(なかたつ)鉱山に所属。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by