中宮寺弥勒菩薩像(読み)ちゅうぐうじみろくぼさつぞう

旺文社日本史事典 三訂版 「中宮寺弥勒菩薩像」の解説

中宮寺弥勒菩薩像
ちゅうぐうじみろくぼさつぞう

奈良県中宮寺所蔵の飛鳥後期の仏像
半跏思惟 (はんかしい) 像ともいう。飛鳥彫刻なかで,最も美しいものの一つ。クスノキ材の木彫りで,釈迦瞑想の姿を模したといわれ,清らかな品格ある作品。寺伝では『如意輪観音』という。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

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