中小池町
なかおけまち
[現在地名]七尾市相生町
所口町の南側の東西通りの両側町。北は大工町、南は府中村、東に東地子町の飛地今町があり、西は大手町(所口地図)。文禄五年(一五九六)四月一五日の前田利家印判状写(三輪文書)に「河原町中小地ばくらう町のこと、勝手の能様ニ見計、町をたて可置事」とあり、元和二年(一六一六)の所之口町絵図に「中小池町どをり」とみえる。延享二年(一七四五)の浦役銀一五六匁余・伝馬銀九四匁余・出分地子二〇目余・人足銀九一匁余(「御代覚書」税務大学校所蔵文書)。嘉永年間(一八四八―五四)の町歩数三千一七六歩余(「地子銀上納高調理帳」山崎文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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