日本歴史地名大系 「東地子町」の解説 東地子町ひがしじしまち 石川県：七尾市所口町東地子町[現在地名]七尾市湊町（みなとちよう）一丁目・湊町二丁目・今町（いままち）所口町の東部に位置し、北は七尾湾に面して海浜が続く。町域内西側を神戸（かんべ）川、東側を毒見殿（どくみでん）川が貫流して七尾湾に注ぐ。東は府中（ふちゆう）村、西は府中町に接し、南は鍛冶（かじ）町・塗師（ぬし）町などと接するが、町境は複雑に入組んでいる。神戸川流域に飛地があり、一部を今町とよんだ（所口地図）。もとは東新（ひがししん）町と称し、府中村から割地されて成立した（七尾市史）。明暦二年（一六五六）の町夫割符之覚（七尾町旧記）に「西東両新町」五〇〇人とみえ、翌三年の河うめ出し出来屋敷歩数帳（同書）に七尾東地子町とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
