日本歴史地名大系 「所口町」の解説
所口町
ところぐちまち
- 石川県:七尾市
- 所口町
前田利家が築いた
〔町の建設と発展〕
天正九年能登一国を領した前田利家は、小丸山城の築造と城下町の整備に着手した。町域は所口村と府中村の地を割って形成し、能登守護畠山氏の拠った七尾城の城下の町人を移転させたという(能登志徴)。同一一年四月利家は金沢へ移るが工事は続行され、同一七年
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
前田利家が築いた
天正九年能登一国を領した前田利家は、小丸山城の築造と城下町の整備に着手した。町域は所口村と府中村の地を割って形成し、能登守護畠山氏の拠った七尾城の城下の町人を移転させたという(能登志徴)。同一一年四月利家は金沢へ移るが工事は続行され、同一七年
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…古代には能登国の国府,国分寺が置かれ,室町時代に守護畠山氏が七尾城を築き,天文年間(1532‐55)にはその城下に多くの家がたち並んだという。近世には七尾は所口(ところぐち)町(所口)と呼ばれ,1581年(天正9)七尾城に入った前田利家は翌年小丸山城を築いて城下町の経営をはかった。七尾港は天然の良港として知られ,江戸時代は北前船でにぎわうとともに幕末には加賀藩の海軍の根拠地となり,1862年(文久2)七尾軍艦所が設けられた。…
※「所口町」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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