中山服(読み)ちゅうざんふく

精選版 日本国語大辞典 「中山服」の意味・読み・例文・類語

ちゅうざん‐ふく【中山服】

  1. 中国政治家孫文孫中山)が考案した中国式の男性用の服。人民服
    1. [初出の実例]「私はよれよれの中山服の上にどてらを著て」(出典:蝮のすゑ(1947)〈武田泰淳〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の中山服の言及

【中国服】より

…しかし,現在は中国の服も近代化路線に沿ってしだいに国際化の方向をたどっている。広く着用されている人民服は,孫文が愛用した中山服に発しているが,その後,紅軍の制服となり,レーニンが愛用した帽子と合わせて新中国の代表的な服装となった。【杉本 正年】。…

※「中山服」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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