中弛(読み)なかだるみ

精選版 日本国語大辞典 「中弛」の意味・読み・例文・類語

なか‐だるみ【中弛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. なかほどがゆるむこと。また、途中緊張がゆるむこと。
    1. [初出の実例]「ながひ文をかくには如此いはねば中だるみがしてよはし」(出典:古文真宝笑雲抄(1525)九)
  3. 取引相場で、上がる気配のある相場が、途中で一時停滞すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android