中村左衛門太郎(読み)ナカムラ サエモンタロウ

20世紀日本人名事典 「中村左衛門太郎」の解説

中村 左衛門太郎
ナカムラ サエモンタロウ

大正・昭和期の地震学者



生年
明治24(1891)年1月29日

没年
昭和49(1974)年11月25日

出生地
東京

別名
号=傾円

学歴〔年〕
東京帝大理科大学実験物理学科〔大正3年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔大正9年〕

経歴
中央気象台に入り地震、気象、地磁気などを研究。大正13年東北帝大理学部教授、物理学科で地球物理学講座担当。昭和26年熊本大学理学部に転じ理学部長。31年定年退官、九州物理探査株式会社社長。36年には熊本商科大学教授を務めた。東北大学名誉教授。著書に「東亜気象学」「地球物理学新講」「子供の気象学」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村左衛門太郎」の解説

中村左衛門太郎 なかむら-さえもんたろう

1891-1974 大正-昭和時代の地震学者。
明治24年1月29日生まれ。中央気象台勤務をへて,大正13年東北帝大教授。昭和26年熊本大に転じ,30年理学部長。のち九州物理探査社長,熊本商大教授をつとめた。地震計,地磁気の研究で知られる。昭和49年11月25日死去。83歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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