20世紀日本人名事典 「中村精一」の解説 中村 精一ナカムラ セイイチ 大正・昭和期の実業家 生年明治10(1877)年8月29日 没年昭和12(1937)年8月8日 出生地広島県 学歴〔年〕東京帝大法科〔明治37年〕卒 経歴明治37年東京帝大を卒業して直ちにドイツに留学。帰国後、農商務省に入り保険課に勤務、のち早稲田大学・中央大学・東京帝大の講師となった。明治漁業の役員などを務め、大正15年安田保善社に入り、帝国海上火災保険・第一火災海上保険など海上火災保険数社の監査役を兼ねた。また日蓮宗に深く帰依していた。昭和12年7月ボルネオ水産専務として英領北ボルネオの事業地へ出張中、8月急性肺炎で客死した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村精一」の解説 中村精一 なかむら-せいいち 1877-1937 大正-昭和時代前期の実業家。明治10年8月29日生まれ。37年東京帝大を卒業しドイツに留学。帰国後,農商務省にはいり,のち早大,中央大,東京帝大の講師となった。明治漁業の役員などをつとめ,大正15年安田保善社にはいり,海上火災保険数社の監査役をかねた。昭和12年8月8日死去。61歳。広島県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by