中村金雄(読み)ナカムラ カネオ

20世紀日本人名事典 「中村金雄」の解説

中村 金雄
ナカムラ カネオ

大正・昭和期のプロボクサー,ボクシング評論家



生年
明治42(1909)年1月18日

没年
平成5(1993)年5月15日

出生地
東京

学歴〔年〕
専修大学卒

経歴
大正12年日本拳闘倶楽部入門。大正15年から昭和8年まで全日本バンタム級チャンピオン。サウスポーで人一倍練習熱心であったことで有名、“ナックアウト・アーティスト”の異名をとる。8年ピストン堀口に敗れ引退戦績は24連勝を含む46勝(34KO)13敗10分。のち専修大師範、審判員、日本経済新聞記者、評論家として活躍。著書に「ボクシング入門」「拳の世界」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村金雄」の解説

中村金雄 なかむら-かねお

1909-1993 大正-昭和時代前期のプロボクサー。
明治42年1月18日生まれ。大正12年日本拳闘倶楽部(クラブ)に入門。15年から全日本バンタム級チャンピオン。昭和初期に3度渡米,途中24連勝(19KO)を記録。昭和8年ピストン堀口に敗れ引退。通算46勝(34KO)13敗10分け。のち審判員,日本経済新聞運動部記者をつとめた。平成5年5月15日死去。84歳。東京出身。専修大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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