日本歴史地名大系 「中楽村」の解説 中楽村ちゆうらくむら 三重県:度会郡玉城町中楽村[現在地名]玉城町中楽外城田(ときだ)川左岸の台地上にあり湯田野(ゆたの)の南部にある。北部の沖積低地の湯田野には条里制遺構が認められるなど、この地域の開発の古さが知られる。古来神領であったが中世後期には一時武家に押領された。近世は和歌山藩田丸領で、慶安郷帳(明大刑博蔵)によると、村高二五〇石余のうち田方が二二四石。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報