玉城町(読み)たまきちよう

日本歴史地名大系 「玉城町」の解説

玉城町
たまきちよう

面積:四一・四一平方キロ

度会郡の北部、宮川下流左岸にあって町域のほぼ中央を外城田ときだ川が東北流している。北部は伊勢平野、中央部は外城田川の沖積低地、この間に田辺たぬい丘陵がある。南部は度会山地の大日山山塊で西南端に国束くづか(三七五メートル)がある。東は伊勢市、南は度会町、西は多気たき多気町、北は小俣おばた町と多気郡明和めいわ町に接する。中央を東西に熊野街道と国鉄参宮線が通っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「玉城町」の意味・わかりやすい解説

玉城〔町〕
たまき

三重県中部,伊勢平野南端部の町。 1955年田丸町,東外城田村と有田村の一部が合体し,成立。 56年下外城田村を編入町名田丸城の古称玉丸城にちなむ。中心地区の田丸は,延元1 (1336) 年の北畠親房の築城以来城下町であった。現在は近隣の商業中心地。米作をはじめ畑作に肉牛肥育,酪農を加えた複合経営が行われる。田丸城跡田宮寺 (重要文化財の十一面観音像を所蔵) などの旧跡古寺がある。 JR参宮線,伊勢自動車道が通じ,インターチェンジがある。面積 40.91km2人口 1万5041(2020)。

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