中沢亮治(読み)ナカザワ リョウジ

20世紀日本人名事典 「中沢亮治」の解説

中沢 亮治
ナカザワ リョウジ

明治〜昭和期の農芸化学者,菌学者



生年
明治11(1878)年12月18日

没年
昭和49(1974)年12月2日

出生地
東京・日本橋

学歴〔年〕
東京帝大農科大学農芸化学専科〔明治38年〕卒

学位〔年〕
農学博士

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章〔昭和34年〕

経歴
醸造試験所を経て、明治44年台湾総督府研究所、大正10年中央研究所醸造科長、昭和12年工業部長。この間5年から台北帝大農学部教授を兼任。14年退職、武田薬品工業顧問となった。また19年財団法人発酵研究所設立に参加、初代所長となった。著書に「発酵および生物化学文献集」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中沢亮治」の解説

中沢亮治 なかざわ-りょうじ

1878-1974 明治-昭和時代の農芸化学者,菌学者。
明治11年12月18日生まれ。醸造試験所をへて明治44年台湾総督府研究所にはいり,中央研究所醸造科長,のち工業部長。昭和5年台北帝大教授を兼任。19年財団法人発酵研究所初代所長。酒精や酒類製造技術の開発をおこなった。昭和49年12月2日死去。95歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「発酵および生物化学文献集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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