酒精(読み)しゅせい

  • spirits of wine
  • アルコール

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (alcohol alcohol)⸨アルコホル⸩
① 炭化水素の水素原子を水酸基(-OH)で置換した化合物の総称(ただしフェノール類を除く)。炭素原子の数の少ないものを低級アルコール、多いものを高級アルコールといって区別することもある。動植物の油脂、蝋(ろう)などの中にエステルとして広く存在する。工業的には酵母のアルコール発酵、石油、天然ガスからの分離合成などによって生産される。ふつう、エチルアルコールや消毒用のアルコールをさす場合が多い。〔植学啓原(1833)〕
※西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一四「屠蘇の祝ひは葡萄酒やビイル、サンハン、アルコウル」
※三とせの春は過ぎやすし(1973)〈杉浦明平〉三「アルコールが入ると、すぐに人につっかかってゆく」
〘名〙 =アルコール
※七新薬(1862)一「沃顛は〈略〉水に溶し難し、但酒精には能く溶解す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の酒精の言及

【エチルアルコール】より

…化学式C2H5OH。各種のアルコール飲料に含まれているので酒精spirit of wineともいう。酒として有史以前から人類に親しまれていたが,酒酔いの原因であることが確かめられたのは15世紀である。…

※「酒精」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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