デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中沢基員」の解説 中沢基員 なかざわ-もとかず ?-? 鎌倉時代の武士。東寺領丹波(たんば)多紀郡大山荘(兵庫県篠山市)の地頭。文永-弘安(こうあん)のころ勢力を拡大し,建治(けんじ)2年(1276)には隣の近衛領宮田荘代官を殺害しうったえられた。また年貢を滞納し,下地中分(したじちゅうぶん)により大山荘の3分の2を支配するにいたった。通称は三郎左衛門尉。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by