中流に船を失えば一瓢も千金(読み)ちゅうりゅうにふねをうしなえばいっぴょうもせんきん

精選版 日本国語大辞典 の解説

ちゅうりゅう【中流】 に 船(ふね)を失(うしな)えば一瓢(いっぴょう)も千金(せんきん)

  1. ひょうたんは廉価であるが、流れのまん中で舟を失った者には浮き袋代用品として無上のねうちがあること。時と場合により、ちょっとしたものでも大きな価値をもつことがあるというたとえ。
    1. [初出の実例]「中流に舟を失へば一瓢も千金」(出典:北条氏直時代諺留(1599頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android