中澤佑二(読み)なかざわゆうじ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「中澤佑二」の意味・わかりやすい解説

中澤佑二
なかざわゆうじ
(1978― )

プロサッカー選手。ディフェンダーDF)。2月25日、埼玉県生まれ。三郷(みさと)工高―FCアメリカ(ブラジル)―ヴェルディ川崎(現、東京ヴェルディ)―横浜F・マリノス。1999年(平成11)3月13日のセレッソ大阪戦でJリーグ初出場。国際Aマッチ初出場は1999年9月8日、イラン戦。1999年Jリーグ新人王、2004年(平成16)に日本年間最優秀選手賞を受賞。U23(23歳以下)日本代表として2000年オリンピック・シドニー大会に出場。2006年ワールドカップ・ドイツ大会、2010年ワールドカップ南アフリカ大会の日本代表選手。

[中倉一志 2019年9月17日]

 2018年シーズンで引退。J1リーグ199試合連続出場はゴールキーパー以外では歴代最多。

[編集部 2019年9月17日]

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中澤佑二」の解説

中澤佑二 なかざわ-ゆうじ

1978- 平成時代のプロサッカー選手。
昭和53年2月25日生まれ。ブラジル短期留学後,FCアメリカ(ブラジル)をへて,平成10年ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ1969)の練習生となり,11年プロ契約して入団。同年日本代表となり,シドニー五輪日本代表メンバーとしてベスト8進出に貢献。14年横浜F・マリノスに移籍。16年Jリーグ最優秀選手賞(MVP)。18年FIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会では全試合フル出場した。ポジションはDF(センターバック)。長身ハイボールに強い。22年2度目のW杯南アフリカ大会の日本代表にえらばれ,全4試合にフル出場した。埼玉県出身。三郷工業技術高卒。

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