前身は1972年創部の日産自動車サッカー部。「横浜マリノス」として創設時からJリーグに参加し、吸収合併した横浜フリューゲルスから「F」を取り、99年に現チーム名になった。95年にJ1初制覇。2003、04年は2連覇し、19年にも優勝。マリノスはスペイン語で「船乗り」。本拠地は日産スタジアムとニッパツ三ツ沢球技場。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)所属クラブ。欧文表記はYOKOHAMA F・MARINOS。法人名は「横浜マリノス株式会社」。横浜市、横須賀市をホームタウンとし、神奈川県を活動区域とする。ホームスタジアムは日産スタジアム(収容人員7万2327)、ニッパツ三ツ沢球技場(収容人員1万5454)。チーム名のマリノス(MARINOS)とは、スペイン語で「船乗り」のこと。七つの海を渡り、世界を目ざす姿と、ホームタウンである国際的港町、横浜のイメージを重ねあわせている。マスコットはカモメをキャラクター化した「マリノス君」と「マリノスケ」。クラブカラーはブルー、レッド、ホワイト。
1972年(昭和47)に日産自動車株式会社サッカー部として創部。1977年日本サッカーリーグ二部に、1979年一部に昇格を果たした。1981年には二部降格を経験したが1年で一部に復帰、1991年(平成3)にJリーグ正会員となった。1992年に株式会社を設立してチーム名を日産F.C.横浜マリノスに、さらに1996年には横浜マリノスに改称した。Jリーグには開幕初年度の1993年から参加している。1999年に全日空スポーツ株式会社(横浜フリューゲルス)と合併し、法人名を横浜マリノス株式会社に、チーム名を横浜F・マリノスとして現在に至る。
チームの前身である日産自動車は、1980年代の日本サッカー界を牽引(けんいん)するチームであった。1983年度の天皇杯初優勝を皮切りに、天皇杯5回、日本サッカーリーグ2回、アジアカップウィナーズカップ2回と数々のタイトルを獲得。日本代表選手を数多く輩出し、読売サッカークラブ(現、東京ヴェルディ)とともに二強時代を築き上げた。
過去在籍した選手にはディアスRamón Angel Diaz(1959― 、アルゼンチン)、柳想鐡(ユサンチョル)(1971―2021、韓国)、安貞桓(アンジョンファン)(1976― 、韓国)のほか、木村和司(かずし)(1958― )、井原正巳(まさみ)(1967― )、小村徳男(おむらのりお)(1969― )、川口能活(よしかつ)らがいる。
[中倉一志]
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新