日本歴史地名大系 「中田切新田」の解説 中田切新田なかたぎりしんでん 千葉県:印旛郡本埜村中田切新田[現在地名]本埜村中田切松木(まつのき)新田の東にある。笠神埜原(かさがみやわら)新田の一。寛文年間(一六六一―七三)に布川領中田切村(現茨城県利根町)出身者を主体として成立した新田村とされるが、寛文一一年の国手形寺請状改書綴(吉植家文書)では下総国庄内領四人・武蔵国幸手領三人・布川領中田切村三人とその他三人である。なお一五〇年後の嘉永六年(一八五三)の家数も一三(「埜原新田諸職人手間日雇賃代取極連印帳」同文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報