20世紀日本人名事典 「中谷徳太郎」の解説 中谷 徳太郎ナカタニ トクタロウ 明治・大正期の小説家,劇作家 生年明治19(1886)年7月7日 没年大正9(1920)年1月18日 出生地東京・深川木場 学歴〔年〕早稲田大学英文科(聴講生)〔明治42年〕卒 経歴坪内逍遥の指導を受け、大正年間早稲田文学、文章世界などに多くの作品を発表、長谷川時雨と編集に従事した演劇雑誌「シバヰ」にも執筆。文壇に認められなかったが、「孔雀夫人」(文章世界・大正4年6月)は特異な作品として評価された。逍遥序・楠山正雄編集の著作「孔雀夫人」、下町の知友ら編集の遺稿集「三人の女に」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by