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執筆 シッピツ

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デジタル大辞泉の解説

しっ‐ぴつ【執筆】

[名](スル)
文章を書くこと。「執筆を依頼する」「雑誌に連載小説を執筆している」
書道で、筆の持ち方。
香道で、聞き香などの競技のときに成績などを記録する役の人。

しゅ‐ひつ【執筆】

公文書類の記録役。書き手。書記。
叙位・除目(じもく)を執り行い、記録する役。
鎌倉幕府の訴訟機関である引付(ひきつけ)で、判決書などの文書の起草・作成をつかさどった役。執筆奉行。
連歌・俳諧の会席で、宗匠の指図に従い、連衆の出す句を懐紙に記載する役。進行係の役目もする。

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大辞林 第三版の解説

しっぴつ【執筆】

( 名 ) スル
筆を執ること。文を書くこと。 「原稿の-を断る」 「論文を-する」

しゅひつ【執筆】

〔筆を執る意〕
叙位・除目を主宰し記録する係。
鎌倉時代、幕府の引付において訴訟関係の文書をつかさどった役職。執筆奉行。
武家時代、合戦のときなど諸事を記録した書記。 「手負死人の実検をしけるに、-十二人、夜昼三日が間あいだ筆をも置かずしるせり/太平記 7
連歌・俳諧の席で、参会者の出す句を懐紙に記し、指合いを指摘したりして、宗匠を助けて一座の進行をはかる役。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の執筆の言及

【右筆】より

…中・近世における武家の書記役。執筆(しゆうひつ)ともいう。
[中世]
 武家社会が成立して以後,行政事務の繁多によって文書処理の必要性が増大したが,文盲の多い武士間では,文筆を業務とする書記がしだいに専門化した。…

【挙句(揚句)】より

…規則により,前句から続けて春季の句になる。主客と亭主はこれをよまず,一座の記録係である執筆(しゆひつ)がよんでいない場合は,これを勤める。最後の一句になって付けあぐんでは興がさめるので,前の句に少々なじまずとも,あっさり付けるのがよく,あらかじめ用意しておくこともあった。…

【座】より

連句制作のための集会または会席をいう。その構成要員は,一座をさばく師範格の宗匠と,宗匠を補佐しつつ句を懐紙に記録する書記役の執筆(しゆひつ)と,一般の作者である複数の連衆(れんじゆ)から成る。彼らが参集して連句一巻を共同制作することを,一座を張行する,または興行するという。…

※「執筆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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