中道観(読み)ちゅうどうかん

精選版 日本国語大辞典 「中道観」の意味・読み・例文・類語

ちゅうどう‐かんチュウダウクヮン【中道観】

  1. 〘 名詞 〙 天台宗三観一つ。中諦、すなわち中道第一義諦の理を観ずるもの。
    1. [初出の実例]「且(しばら)く真如と云ふ名によせて、諸経論の中に多く明せる中道観(チウダウクン)の義を明すべし」(出典:真如観(鎌倉初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む