中里河岸(読み)なかざとがし

日本歴史地名大系 「中里河岸」の解説

中里河岸
なかざとがし

[現在地名]真岡市中

鬼怒川左岸、字中里下河原しもがわらにあった。上・下二河岸からなる。開設の時期は不明だが、享保一〇年(一七二五)上・下河岸の問屋が開設されたという。安永三年(一七七四)の高瀬船問屋株運上書上帳(坂本竜太文書)に中里河岸の問屋仙右衛門・平蔵の二軒がみえ、各々運上永五〇〇文と定められている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android