丸公(読み)まるこう

精選版 日本国語大辞典 「丸公」の意味・読み・例文・類語

まる‐こう【丸公】

〘名〙 昭和一五年(一九四〇)日中戦争下の価格等統制令および第二次大戦後の物価統制令による公定価格を示すしるし。また、その公定価格。(公)の印で示した。
※夢声戦争日記〈徳川夢声〉昭和一七年(1942)一月三日「やっと伊勢伊で、マル公印九円いくらの品を見つける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「丸公」の意味・読み・例文・類語

まる‐こう【丸公】

日中戦争下の価格等統制令および第二次大戦後の物価統制令による公定価格を示す表示。また、その公定価格。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android