…そこで紙合羽のことを桐油紙合羽とか桐油といい,のちには合羽というだけで桐油紙で作ったものを指した(馬や荷の上にかける雨おおいも合羽と称するようになった)。その形は,初期ラシャ製の〈すそ広きもの〉を受けついで丸く広いものだったので,このころから初めて丸合羽とか,むかし南蛮僧が着用していた形を踏襲していたので坊主合羽などと呼ばれた。紙合羽の仕上げの色は,赤,緑,黄,黒と鮮やかであった。…
※「丸合羽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...