丸竹夷(読み)まるたけえびす

知恵蔵mini 「丸竹夷」の解説

丸竹夷

京都市中心部を東西に横切る複数の通りの名前を北から南へ順に並べて節をつけた数え唄丸太町通り竹屋町通り夷川通りから始まり、十条通りで終わる。多数の数え唄があるとされるが、代表的な歌詞として、丸 竹 夷 二 押 御 池(まるたけえびすに おしおいけ) 姉 三 六角 蛸 錦(あねさんろっかく たこにしき) 四 綾 仏 高 松 万 五条(しあやぶったか まつまんごじょう) 雪駄ちゃらちゃら 魚の棚(せったちゃらちゃら うおのたな) 六条 三哲 通りすぎ(ろくじょうさんてつ とおりすぎ) 七条 越えれば 八 九条(ひっちょうこえれば はっくじょう) 十条 東寺で とどめさす(じゅうじょうとうじで とどめさす)。

(2017-7-6)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android