日本歴史地名大系 「久世原館跡」の解説 久世原館跡くぜはらたてあと 福島県:いわき市旧内郷市地区御厩村久世原館跡[現在地名]いわき市内郷御厩町 久世原丘陵北側を東流する新(しん)川に沿って、南西から北東方向に張出す舌状の小丘陵に占地する。標高は六九メートルを測り、北側低地との比高が約六〇メートル、弥生時代水田跡が検出された番匠地(ばんじようち)遺跡所在の南側谷地との比高約五〇メートルである。館域は現在の市立共立病院の所在する付近から、丘陵先端部までの約七〇〇メートル、幅一二〇メートルである。丘陵は四つの瘤状丘陵が連なり、頂部に広大な平場はない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by