久右衛門新田(読み)きゆうえもんしんでん

日本歴史地名大系 「久右衛門新田」の解説

久右衛門新田
きゆうえもんしんでん

[現在地名]足立区谷中やなか一―三丁目など

辰沼たつぬま新田の南に位置し、東は大谷田おおやた村、南は長左衛門ちようざえもん新田、西は嘉兵衛かへえ新田。田園簿には長左衛門新田と一括されて谷中新田とみえる。元禄八年(一六九五)検地で分村したとみられるが、その後も上谷中新田の別称があった。草切伝説では久右衛門が慶長(一五九六―一六一五)以降に開発したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android