久松定弘(読み)ヒサマツ サダヒロ

20世紀日本人名事典 「久松定弘」の解説

久松 定弘
ヒサマツ サダヒロ

明治・大正期の哲学者,子爵 貴院議員。



生年
安政4年1月2日(1857年)

没年
大正2(1913)年7月7日

出生地
上総国大多喜(千葉県)

旧姓(旧名)
大河内

経歴
実証主義の唯物論への傾向を示し、デューリングフォイエルバッハ的宗教観、神観を展開した。訳書にフォイエルバッハ「道義学之原理」、デューリング「女子高等教育論」(全10巻)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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