久米保(読み)くめほ

日本歴史地名大系 「久米保」の解説

久米保
くめほ

徳山市大字久米付近を領域とする公領で「和名抄」にもみえる古代の久米郷の一部を継いだものと思われる。

文治二年(一一八六)に東大寺造営料として寄進された周防国国衙領の一つであろうが、文献に現れるのは遅く、永享五年(一四三三)の遠石八幡宮留記写(遠石八幡宮所蔵文書)に「一、壱貫文 毎年八月放生会為再代物銭、久米保司方ヨリ下行」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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