久野本村(読み)くのもとむら

日本歴史地名大系 「久野本村」の解説

久野本村
くのもとむら

[現在地名]天童市久野本・久野本一―四丁目・北久野本きたくのもと一―五丁目・泉町いずみちよう一丁目・糠塚ぬかづか一丁目・柏木町かしわぎちよう一―三丁目・小関こせき一丁目

みだれ川・押切おしきり川扇状地上にあり、南北に通じる羽州街道に沿う集落を主とし、東の関山せきやま(現東根市)への道、西の谷地やち(現西村山郡河北町)への道に沿う枝郷がある。南は老野森おいのもり村、北は乱川みだれかわ村。寛永一三年(一六三六)の保科氏領知目録に九之本村とあり、高五二四石余。同一六年の定納一紙(青柳文書)では高六六五石余、田二三町一反余・畑三六町余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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