乗り浮かぶ(読み)のりうかぶ

精選版 日本国語大辞典 「乗り浮かぶ」の意味・読み・例文・類語

のり‐うか・ぶ【乗浮】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 バ下二段活用 〙 乗って浮かばせる。人が乗ってあやつり浮かぶようにする。
    1. [初出の実例]「遙の澳(おき)に乗(ノリ)うかべたる大船」(出典太平記(14C後)二)
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 バ四段活用 〙 人々の乗り込んだ船が浮かぶ。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android