のりかかっ【乗掛】 た 船(ふね)
- ( いったん岸を離れた船からは、中途で下船できないところから ) 物事を始めてしまった以上、行くところまで行こうとすること。いったんかかわりを持った以上、途中で身をひくことのできないことのたとえ。乗りかかった馬。乗りかけた船。乗りだした船。
- [初出の実例]「乗(ノリ)かかったる舟なれば、しかまづより暮をいそぎ清十郎おなつを盗出し」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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