乙之子村(読み)おとのこむら

日本歴史地名大系 「乙之子村」の解説

乙之子村
おとのこむら

[現在地名]美和町乙之子

南は佐屋路を隔てて下田しもだ(現七宝町)に接する。「寛文覚書」に戸数二五、人数一七六とある。「徇行記」によれば、概高五七〇石余のうち三六七石余は藩士五人の給知。田は二五町七反六畝余、畑は四町二反五畝余で、「高ニ準シテハ戸口少ク、大坪村下田村ノ内ヘ四百石ホトモ越高ニナレルトナリ、地割ハ十年目毎ニスルヨシ(中略)南ノ方大切戸・新田南ニ越地アリ、字ヲ占越ト云、畠物ハ青葱ねぶかヨキ所ナリ」と記し、良質の葱を産したことが知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む