九ふん(読み)きゅうふん

百科事典マイペディア 「九ふん」の意味・わかりやすい解説

九ふん【きゅうふん】

台湾北部基隆近郷の町。19世紀末に金の採掘が始まり,日本統治時代に最盛期を迎え,金鉱町として栄えたが,その後採掘量が減り,1971年,金鉱が閉山されて衰退した。1989年,侯孝賢監督の映画《悲情城市》で,日本統治時代の街並みを残すこの町が,ドラマの背景として取り上げられたことで注目を集める。映画は,台湾では長くタブー視されてきた,日本の敗戦後,国民党軍が起こした,本省人への弾圧・虐殺事件二・二八事件の悲劇を初めて描いた秀作で,ベネツィア国際映画祭金獅子賞を獲得,台湾をはじめ世界各地でヒットし,一躍観光地として脚光を浴びることになった。

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