日本歴史地名大系 「九反田村」の解説 九反田村くたんだむら 長野県：須坂市九反田村[現在地名]須坂市九反田町現須坂市西南部。東は米持（よなもち）村、北は小山村境沢（さかいざわ）と百々（どど）川で境、西は中島（なかじま）村、南は用水堰で幸高（こうたか）村・井上（いのうえ）村と境する。東南からの鮎（あい）川が村の北部を西北流して百々川と合流する。両川間の住居も川が天井川化するとともに、鮎川南岸へ移ったという。慶長七年（一六〇二）川中島四郡検地打立之帳に「百五拾弐石三斗壱升壱合 九反田村」とある。集落は東堀（ひがしぼり）・西堀（にしぼり）・内堀（うちぼり）を占め、南に前田（まえだ）があり館跡と思われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
