九品の蓮(読み)クホンノハチス

デジタル大辞泉 「九品の蓮」の意味・読み・例文・類語

くほん‐の‐はちす【九品の×蓮】

九品蓮台くほんれんだい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「九品の蓮」の意味・読み・例文・類語

ここのしな【九品】 の 蓮(はちす)

  1. 極楽浄土にあり、往生した者がすわるという九種の蓮(はす)の台。九品蓮台(くほんれんだい)九つの花の台(うてな)。くほんのはちす。
    1. [初出の実例]「後の世にも、仏にならせ給へるにや、ここのしなの蓮の上におはしますなど、夢にも人の見奉りたるとかや」(出典:今鏡(1170)五)

くほん【九品】 の 蓮(はちす)

  1. くほんれんだい(九品蓮台)
    1. [初出の実例]「九品のはちす 是浄土也」(出典:藻塩草(1513頃)八)

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