九回の腸(読み)きゅうかいのちょう

精選版 日本国語大辞典 「九回の腸」の意味・読み・例文・類語

きゅうかい【九回】 の=腸(ちょう)[=思(おも)い]

  1. ( 漢の司馬遷の「報任安書‐腸一日而九回」による語。曲がりくねりの多い腸の意から ) 憂えもだえて腸がねじれるほどの悲しみ。深く悲しむこと。断腸の思い。
    1. [初出の実例]「一首の小詩に九回(キウクヮイ)の思を尽して奉る」(出典太平記(14C後)二七)
    2. [その他の文献]〔白居易‐酬鄭侍御多雨春風過詩〕

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