九居瀬村(読み)くいぜむら

日本歴史地名大系 「九居瀬村」の解説

九居瀬村
くいぜむら

[現在地名]永源寺町九居瀬

高野たかの村の東、愛知えち川北岸にあり、北に日本にほんコバ(九三四・二メートル)がそびえる。九井瀬くいぜ村・九瀬くいぜ村とも記す。新出・切返・中九居瀬・鍛冶屋かじや棚池たないけまき小代おだいの七地区からなり、七九居瀬と称するともいう(木間攫)。慶長六年(一六〇一)九月一五日付で大鋸板合せ五枚、同一六日付で六枚の九井瀬村庄屋宛の河四郎兵衛の請取状(黄和田共有文書)がある。同七年の検地時には高七八石余・山手年貢一〇石(大岩日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android