九店物(読み)くたなもの

精選版 日本国語大辞典 「九店物」の意味・読み・例文・類語

くたな‐もの【九店物】

  1. 〘 名詞 〙 大坂の江戸積二十四組問屋のうち、重積(おもづみ)の九品(綿、油、紙、毛綿薬種、砂糖、鉄、蝋、鰹節)を取り扱う商人を九店(くたな)と称し、その取り扱い商品を九店物と呼んだが、このほかの荒荷(雑貨物)に対して九店物は運賃も高く品物も筋の通った上等品であった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む